スマホ版MT4の使い方が知りたいけど検索するとパソコン版の使い方ばかりで困ったな。
でもスマホしか持ってないし、いつでも気軽にトレードしたいからスマホ版MT4の使い方を知りたいな。
という方の記事になります。
まだまだネットで検索するとパソコン版MT4の情報が先に出てきますがこれからはMT4もスマホ版を使ったトレードが主流になると思います。
実際にFX業者もスマホでトレードできるように各社アプリ開発に力を入れています。
そのためにも今のうちにスマホ版MT4の使い方をマスターしておきましょう。
今回はAndroid環境ですがiphoneでも基本的には同じだと思います。
初心者でもわかるスマホ版MT4の使い方(基本編)
ではスマホ版MT4の使い方について解説していきます。
MT4のスマホアプリを起動してください。最初は気配値の画面が出ていると思います。
画面下のメニューについて左から解説します。
- 気配値(初期画面)
- チャート
- 保有ポジション
- トレード履歴
- ニュース(使わない)
- チャット (使わない)
なお、ニュースとチャットは使用しないので今回は解説しません。
気配値
各通貨の値動きがリアルタイムで更新されます。
チャート
チャートになります。この画像はEURUSD5分足の表示です。
スマホ版MT4の画像はシンプルで見やすいですね。
上段がメインチャートウィンドで下段がインジケーターウィンドになります。
通貨ペアの変更や時間足の変更は後述します。
保有ポジションの確認
保有ポジションの確認です。
現在はEURUSDを買い0.5LOT、USDJPYを買いで1.0LOT保有した状態です。
もちろん損益がリアルタイムで更新されます。
トレード履歴
トレード履歴になります。先ほど保有していたUSDJPY 1.0LOTを売った結果です。
ここまでがスマホ版MT4の下段メニュー画面の使い方になります。
表示チャートの変更
主なやり方は2種類あります。
まず1つ目がチャート画面を開いてドルマークを選択すると通貨ペアが出てきますので表示させたい通貨ペアを選べばOKです。
もう一つが気配値からの変更になります。
こちらは表示させたい通貨ペアを長押ししてメニューを開きチャートを開くを選択すればOKです。
使いやすいほうで選択すれば問題ありません。
通貨ペア(シンボル)の追加/削除
通貨ペアの追加方法になります。
スマホ版MT4の初期設定ではポピュラーな通貨であるUSDJPYがありませんので自分で通貨ペアを表示させる必要があります。
気配値画面からペンマークを選択します。
選択されたシンボル画面に行くのでプラスボタンを選択します。
シンボルを追加画面に行くのでForexを選択します。
必要な通貨ペアを選択します。ここではUSDJPYになります。
これで通貨ペアの追加は完了です。
通貨ペアの削除方法は先ほどの選択されたシンボルの画面に行きゴミ箱マークを選択すればOKです。直観的なので通貨ペアが追加できれば削除も簡単にできると思います。
気配値の並び替え
選択されたシンボル画面にいき通貨ペアが表示されている横のスライダーを選択しながら上下させれば通貨ペアの並び替えができます。
時間足の変更
スマホ版MT4の時間足の変更方法です。
時計マークを選択し表示させたい時間を選択します。
スマホ版MT4の使い方がよく分からない人のために補足として時間足について記載しておきます。M1=1分足、H1=1時間足、D1=日足、W1=週足、MN=月足になります。
注文画面
気配値画面から通貨ペアを選択し新規注文を選ぶと注文画面がでてきます。
- ストリーミング注文:成り行き
- Buy Limit:指値買い注文
- Sell Limit:指値売り注文
- Buy Stop:逆指値買い注文
- Sell Stop:逆指値売り注文
初心者でもわかるスマホ版MT4の使い方(応用編)
ここからはスマホ版MT4応用編の使い方になります。
インジケーターの表示
チャート画面上にあるfマークを選択します。
この画面が出てきたら表示させたいウィンドウの四角部分を選択しインジケーターを追加します。
メインチャートはチャート上に重ねて表示する方法でインディケーターウィンドウはチャートウィンドウとは別に画面下側に表示する方法です。
インディケーターウィンドウは複数開くこともできますし同じインジケーターウィンドウに重ねて表示することもできます。
ただしメインチャート上に重ねて表示できるインジケーターの種類は限られています。
追加できるインジケーターの種類の一部です。
トレンドライン(オブジェクト)の追加
スマホ版MT4を使ったトレンドライン追加方法です。
まず画面上の何もないところをタップすると青色サークルのメニューが出てきます。
そのメニューのオブジェクトの追加を選択します。
ラインの追加メニューが出てきますので今回は水平線を選択します。
画面下(111.916)に赤い水平線が展開されました。
水平線を長押しすると上下にスライドできます。
線の色や太さを変える場合は、もう一度青いサークルメニューからオブジェクト追加を選択します。
すると先ほど引いたオブジェクトが残っているので選択します。
オブジェクトのプロパティが開くので色や太さを変えることができます。
おまけ:スマホ版MT4を横にすると
基本的には縦使いでスマホ版MT4を使用すると思いますが今回はおまけとして横画面のスクショも載せておきます。
メニューも縦表示と違うので一度トライしてみても面白いと思います。
横画面ではローソク足をバーチャートやラインチャートへ変更できます。
スマホ版MT4を使って分かったメリット/デメリット
スマホ版MT4の最大のメリットはなんと言っても手軽さです。
仕事中や移動先や就寝前でもスマホ一つでトレードに関わるすべてのことが完結できます。
チャート、残高、価格、注文などスマホ版MT4には必要な機能が充実していて使い勝手は十分です。
デメリットはMT4の売りである自動売買ができないことです。
スマホ版MT4は軽量かつ使い勝手を重視しているため自動売買用のプログラムEAを使うことができません。
なのでパソコン版で動かしているEAを停止、再稼働ということもできません。
また同じ理由でオリジナルのインジケーターも使用することができません。
MT4を使った自動売買を行いたい場合はVPSというサービスを使用しwindows環境を入手してトレードする方法もありますがこちらはスマホだけで設定するのは難しいです。
インディケーターについてはスマホ版MT4のデフォルトに主要ものは入っていますのでそちらを使用すれば特に問題はないでしょう。
スマホ版MT4の使い方まとめ
スマホ版MT4の使い方についてですが、トレードに必要な基本的な操作はもちろんのことトレンドラインや一目均衡表などの主要インジケーターが使えることがわかりました。
ただ使い方を知るには実際に使うことが一番なのでまずはダウンロードすることをおすすめします。
今回のようにデモ口座を開設してやればスマホを使ったトレードの練習もできるのでいいですね。
ただ主要なインジケーターやトレンドラインは使えるもののMT4最大のメリットである自動売買ができないのでスマホ版MT4はあくまでトレードの補助的な役割で使ったほうがいいでしょう。
そして自動売買をやってみたいと思うようになった場合はパソコン版MT4を使用するのが良いと思います。
自動売買できるEAを無料配布しているところもあるので興味があればどうぞ
MT4最大の魅力と言えばやっぱりEAですね。EAを自作したい方向けの記事はこちら。
MT4が使える最安業者FXTFについてのレビュー記事です。