最近投資系youtuberとして人気を博している「メンタリスト投資家Sai」ですが、かなりの読書好きということでも有名です。
YoutubeでFXや投資系の話に限らず、何かを発信し続けるには本を読んでのインプットは欠かせません。
それ故にメンタリスト投資家Saiは本について下記の通り話しています。
物や食費にお金は使わない。
本にはどんどんお金を使う。1か月に10万円くらい。
理由はどんなものでも一つは得ることができ、
自分のレベルによって本が変貌することがある。
どんなことでも吸収しようとする姿勢で読むことで
自分自身もバージョンアップして書籍と一緒に成長できる。
本と経験を組み合わせることで必ずトレーダーとして成長するので、文章を読んで、行間を読んで、いいこと言ってるなレベルで終わらせずにどんどんメモしたりして有効的に活用してみるといいと思います。
これほどまでに本を読んで、本を愛しているメンタリスト投資家Saiがおすすめする厳選投資本をYoutube内で惜しげもなく公開しています。
Youtubeとしてはメンタリスト投資家Saiがおすすめする本ということで3本の動画をアップしているので各動画ごとにまとめています。
いろいろな理由でYoutubeを見ない、見れない人のために文章でおすすめ投資本をまとめましたので、投資を始めている人も、これから始めようとしている人も参考にしてみてください。
Youtubeが見れる環境なら動画で見るのもおすすめします。メンタリスト投資家Saiのアツい感情がこもった本を愛しているのが伝わってきますので。
メンタリスト投資家Saiおすすめ本一覧
まずはメンタリスト投資家Saiがおすすめする厳選本の一覧になります。有名なものからマニアックなものまで幅広いジャンルがありますね。気になる本があればおすすめ理由をタップしてください。メンタリスト投資家Saiのおすすめする理由をまとめてあります。
「チャーリー中山の投資哲学と堀内昭利の相場戦陣訓」おすすめ理由へ
「トレーディングシステムの開発と検証と最適化」おすすめ理由へ
「図解でわかる ランダムウォーク&行動ファイナンス理論のすべて」おすすめ理由へ
「図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室」おすすめ理由へ
「GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代」おすすめ理由へ
「傷つきやすい人のための 図太くなれる禅思考」おすすめ理由へ
必ずトレードに役立つおすすめ投資本5冊
ワン・グッド・トレード
プロップファームというトレード専門の会社を経営して自身もトレードをしていた方が気の利いた文句を交えて書かれていた一冊。
実際そこで社員をしてる実在するトレーダーが出てきてプロップファームを運営するうえで何が必要で何がトレードで重要なのかそれを教えてくれる一冊。
書籍のタイトル通りワングッドトレードをするためにはどんな考え方をして、どんな準備をすればいいのか。そして目先の結果、収支にこだわらずワングッドトレードを追求すること。それがが何より重要であるということが実際に出てきて、おかしな名前のトレーダーが数多く出てきて読み物としても面白い。
投資苑
紹介するまでもない良書中の良書。
ビジネスをするうえで「金持ち父さん貧乏父さん」を知らないんじゃないかくらい当たり前な本
精神分析医が感情のコントロールについて詳しく書いて、テクニカル分析についても詳しく説明しているので、基礎的なこともよくわかる本。
まだ、トレードルールが確立されていない方にもルール作りの参考になりますので持っているという方には申し訳なかったんですが、他の動画で紹介したデイトレードと同じぐらいトレーダーとしての軸となるものを作り出すことのできる書籍だと思います。
トレードのストレス解消法
システム会社の会社の経営者が書いた本でどんなトレードを学んで、そのパターンを構築していくのか?そしてうまくトレードが出来ない時に、その心理の中にどんな矛盾が存在してそれをどう修正・改善していけばいいのか?について書かれます。
この書籍のタイトルをつけるなら「トレードのメンタル改善の指南書」。
それとも聖杯みたいなものは書かれてなくて、そこにはトレードに日うような内面・規律が欠けている部分があると思うしそれについてわかりやすく解説している本は貴重な本と言えると思います。
先にも言いましたが著者がシステム会社経営者ということでシステムトレーダー向けの本と思ってしまうかもしれませんが、チャート分析やパターン分析をする方にもお勧めで完全システム型ではなくそういった概念で説明と思って読んでみるといいと思います 。
チャーリー中山の投資哲学と堀内昭利の相場戦陣訓
こちらも何度か読み返してる本でこの本は本物の為替相場師の二人が為替相場を語った本なんですが、その相場師たちの嘘偽りない「真の言葉」が書かれているんですね。
確かに辛口では書かれていますが、本音という部分が明示されているので本当に勉強になるし何より面白いです。
ずっと為替相場に命を懸けて生きてきた人が、どんなことを考えてどのような行動してきたか。こちらで確認できると言ったそんな特別本を是非一度読んでみていただけたらと思います。
トレーディングシステムの開発と検証と最適化
こちらも検証どうやってやるんですか?
saiさんはどんなソフトを使ってますか?
といった、たくさんの質問や相談をいただいていて、自分の手法やシステムを検証したいと言った方にはこちらの書籍をご紹介したいと思います。
この本を読んでおけば、自分の手法の改善だったり分析・検証は問題なく行えると思います。
さらに気をつけなきゃいけない注意点や手法の歪曲化など陥りやすい罠なんかもこれでもかっていうぐらい書いてあるので、ガッツリ自分の手法を研究したいという方は一読してみると良いと思います。
今まで読んできたトレード投資本オススメ厳選ベスト5
デイトレード
まず知識を求めよ、利益はその次である。
錆びたナイフだけで銃撃戦に参加してはいけない。
成長は時間の経過によって花開く。
タイトルが短期トレード風ですが中長期のトレーダーにも役立つ内容となっています。具体的な手法はなく、大半が精神面やメンタルについて書かれていて相場に必要な自己を律する能力、自己コントロールなどについても書かれています。
トレードで成功するためには快適さとは真逆のところにいかなければならない。 一時的な利益を犠牲にすることになっても知識を追求することによって、トレーダーは近い将来これまで見たこともないような利益を上げることができるようになる。
勝者の証はいかに勝つのかでなくいかにうまく負けるか。このような金言がデイトレードにはいっぱい詰まっているのでぜひ読んだことのない方は一度手に取ってみて欲しいと思います。
多分ある程度投資をやっている方はほとんどこの本は持っているんじゃないかと思います。難しい内容は書いていないので投資初心者やこれから投資を始めたいという方にはぜひお勧めの一冊となっています。
高勝率 トレード学のすすめ
この本は何度読んだかわからないくらいトレードで必要なことはこの本に一通り書いてあります。
もちろん初心者の方にも分かりやすく書いてあるので、これから投資を始めたいんですけど最初何から読めばいいんですか?という方にはいつもすすめています 。
タイトルの「高勝率」というのは決して勝率のいい勝率だけを求めるトレードをしろというわけではなく期待値やリワードに対するリスクが低いトレードを選んでトータルで利益をあげましょうよという意味合い。
もっと言うと期待値がプラスにバックテストされているトレーディング手法を使いなさいよということです。
何度読み返しても新たな発見がありトレーダーとしての心構えや相場の本質を幅広く語ってくれる充実した内容の本です 。
ただ勘違いしてしまうタイトルなので残念ですが 、投資との正しい付き合い方、目標の立て方チャートやテクニカルの基本や手仕舞いの考え方、リスク管理から精神面のことまでありとあらゆることが具体的な言葉で書かれている貴重な本だと思います。
各章の最後には優れたトレーダーになるためにはというカテゴリーが用意されていて 、より深く考察ができ自分自身を客観的に改めて見ることができるので、自分の進みたい道やその方向性をしっかりつかむことができます。
これを読破したらもう初心者とは言えないくらいでトレードの学校というものがあったら教科書にしたい一冊です。
値段は一冊6000円と多少高いですが、今現在投資をやっている方も、まだ始めてない方も是非一度は読んでほしい最高の一冊だと思います。
トレーダーの精神分析
この本は精神医学の教授兼トレーダーのスティンガー博士という方が書いていて、トレードスキルを向上させるためのプロセスやメンタルコントロールが主でトレードスキルは独学でも向上させると説いているんですね。
トレーディングで思うように利益を上げられなかったり大損をしてしまった後の心の悩み、トラウマを解決する方法だったり、どうすれば継続して勝てるトレーダーになれるのか?
タイガーウッズなどのプロのアスリートの精神状態がどんなものなのか ?
どのような精神状態で努力をしてプロへと至る才能を開花させるのか? 独自の才能の習得方法などについて書かれています。
トレードの考えや行動に劇的な変化をもたらしメンタルの礎を築くのに大いに役立つ本です。 メンタリズムなどと同様にトレードにだけでなく日常や対人関係人生にも適用できるトレードの枠を超えた内容の書かれた良書です。
確率論的思考
本のタイトル通り投資の本質をきちんと理解して確率で考える。 何事も絶対とはみなさない考え方で、 たとえ投資結果が悪かったとしてもその投資判断が必ずしも間違っていたわけではない 。判断ミスをしたとは限らないということをこの本では言ってるんですね。
なぜ暴落の時に毎回大損をしてしまうのか?またそういう人が後を絶たないのか歴史は繰り返してしまう原因なんかも書いています。
織田信長と今川義元の桶狭間の戦いを確率的視点から考察 。ワールドカップで勝率が70%の優勝候補のチームは、実は王者になる確率は24%程度といった幅広い視点から確立というものを説明 。
バイアスに陥らずに統計的手法を使ってトレードをすることのメリット 、不確実性の大きい相場への対応の仕方など「第3の市場と不確実性」なぜ人は確率を見誤るのか?は重要なので熟読していただきたいと思います 。
近視眼的な利益にとらわれずにトータルで収支を考えられるようになるきっかけを与えてくれる良書です。
ランダムウォーク&行動ファイナンス理論のすべて
経済学と心理学を融合した「行動ファイナンス」の世界を垣間見ることができる本です。マーケットで生き残っていくために投資の本質を学ぶには必読書と言っても過言ではありません。
マーケットが限りなくランダム相場であること 、マーケットの本質は不確実性であるということ 。「こうすれば必ず儲かる」という方程式は存在しないけどその不確実性にどう対処するか?数少ない優位性をどうやったら探し出せるか? 投資は極めて精神的な行動であり同じ手法を使ってもそれを使う人によって結果が変わるということ 。
教科書通りの投資手法がうまくいかない理由などが書かれています 。行動心理学の知見を引用しながら総合的に解説した入門書 。
トレードにも役立つ投資以外のおすすめ書籍5冊
スタンフォードの自分を変える教室
著者のケリーマクゴニカルさんは心理学者で、スタンフォードの生涯学習プログラムの「意志力の科学」という講座をもとに書かれていて大学での講義は絶大な人気を博している。
人はどうして誘惑に負けてしまうのか?
悪い習慣をやめる方法、良いことをすると悪いことをしたくなる効果「モラル・ライセンシング効果」トレードでいうと、最近はダイエットも頑張ってるし禁煙も頑張っているからトレードルールを少し破ってもいいかなって考えてしまうこと。誘惑に打ち勝つ強さを身につける方法など原因を科学的に追求して 実践にも使える意志力を鍛えるための最適な方法が描かれています 。
やらなければいけないことがあっても行動に移せないことがあったり、やめないといけない悪習慣をどうしても止められないといった方は、是非この本を読んで意志力というもののメカニズムを知って自己コントロール力を鍛えて欲しいと思います。
本を読む本
僕(メンタリスト投資家Sai)はだいたい月20万円ぐらい書籍に使っているんですけれどもこの本を読んでから本の読み方が劇的に変わりました 。
実は著者のアドラーさんも自分自身 も自分が本を本当の意味で読んでなかったということに大学教授になって初めて気付きました。
本の字面だけを選んで書いてあることを理解していたけどそこに込められた真髄を理解するには至っていなかったのです。
本をよく読む方でも読む技術や技法をちゃんと身につけている人は意外と少ないと思います。
とにかく読み進めることだけを目標にしていざ完読してみたものの何も記憶に残っていなかったなんてこともあると思います。
愚直にただ本を読み進めているだけで内容が頭に残らず結局忘れてしまったら元も子もないですよね。
内容も比較的平易に書かれているので本を読むのが苦手な人でもスラスラ読んで理解が出来ると思います。これから本を読む人にも優しい著者さんの配慮かもしれないですね。
アドラーさんは読書を 、 初級読書、 点検読書、分析読書、シントピカル読書の四つのセクションに分けて説明しています。
僕はこれに似たような方法をとっていて著者の本を追いかけるということをしています。気に入った著者の本は全部読む。僕の動画を見ている方は勉強家の方が多いと思うので読書法の原点とも言えるこの本は是非一度読んでみることをおすすめします。
伝え方が9割
これは漫画版も出ていてもともと伝えることが得意ではなかった著者の佐々木さんがコピーライターとして苦戦しながら伝え方の技術を体系化してまとめたもの。
伝え方次第で相手の気持ちをノーからイエス変えることができる様々な方法が書かれています。
頭の中をそのまま言葉にしないということだったり、自分のお願いと相手の願望と一致させる
例えばデートに誘う時に
「デートしない?」と直球に誘うよりは、
「あなたの好きなパスタの美味しいお店があるんだけど一緒に行かない?」
と言ったようにしたほうが相手もイエスと言ってくれやすい。
この中で出てくるギャップ法なんかはスティーブジョブズや村上春樹さんも使っている手法でジョブスの有名なイエスではなくノーと言うべきだとか。
簡単なものだと美女と野獣とかですね。
ただあなたが好きっていうより「嫌いになりたいのにあなたが好き」のようにあえて反対の言葉を言う事で、次の言葉が強調されるということです。
言葉というのは人間がコミュニケーションをとるのに不可欠なもので、同じことを言ったとしても、その表現や伝え方によって善にも悪にも捉えられるので是非こういった技術を学んでみるのもいいんじゃないかと思います。
マンガでわかるシリーズは読書が苦手な方にもおすすめなので是非読んでみるといいと思います
GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代
この本は世界24カ国で翻訳されていて著者のアダムグラント教授は組織心理学者で Google ウォルトディズニー、ゴールドマンサックス、国連などの様々な企業でコンサルティングをしている人です。
世界で最も優秀な40歳以下の教授40人に選ばれていて、本著は個人的な成功談や失敗談ではなく、たくさんの心理学系の論文や実験や検証された内容に基づいた科学的根拠がしっかり書いてあるので再現性も高い。
タイトルはGIVE&TAKEと一見中身が想像できそうなものなんですが、その内容は目から鱗で
Giver:人に与える人
Taker:自己の利益を優先させる人
Matcher:両者のバランスを考える人
この三つのタイプの中で結局のところ一番利益を得られるのは誰かについて様々な観点から科学的根拠を元に書かれています。
再現性が非常に高いのでこの本に書かれていることをしっかり理解し行動することで様々な分野での成功を得ることができる良書中の良書だともいえると思います。
傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考
著者は曹洞宗の僧侶で禅の心を解説した本。禅的な思考を通して自己を知り感情をコントロールして物事がうまくいかない時などにはどういった捉え方をすればいいかなど自分自身をしっかり見据えて生きる術を教えてくれる良書。
有名な「コップに水が半分入っている話」なんですが物事は捉え方で世界までもが変わってしまうという事です。
メンタルを弱いと感じる人は禅の考え方は一番の絶品なんじゃないかと思います。時間をかけて自分の意識の野を広げる機会を持つためのヒントになります。
人生で悩んだ時やトレードで悩んだ時なんかは是非読んでみる事をおすすめします 。
お金をかけずに本を読みたいときの裏技
すみません、少し大げさなタイトルですね。
お金が無い!っていう人は図書館で借りるのもおすすめしています。実際私は、ほとんど図書館でかりて、入手できなかったものを購入していました。投資本なんて置いてないのでは?と思うかもですが、意外とありますよ。なんなら図書館にリクエストすることもできますし。
何といっても投資本って高いんですよね。5千円以上払って失敗したらどうしよう?みたいな考えがよぎってなかなか購入できないのですが、図書館なら失敗しませんからね。
それに今なら新書で買ってメルカリとかで売れば8割くらい戻ってきますよね。投資本は流行りがなく常に一定の需要があるので値落ちしにくいんです。そうやってお金をあまりかけずに知識を増やし浮いたお金で投資に回していきましょう。
メンタリスト投資家Saiおすすめ本まとめ
メンタリスト投資家Saiのおすすめ本動画の合計時間は17分ほどなのですが、文章にすると4万文字とかなりのボリュームですね。
何百、何千冊と本を読んだメンタリスト投資家Saiが厳選しておすすめしている本なので基本的にはずれはないでしょう。Amazonの評価をみてもほとんど良い結果です。
しかしながらトレーダーと一口にいっても初級者から上級者、FXや株や仮想通貨など様々なレベルや投資法が存在します。冒頭にもお伝えしていますが、読む本人の状況や心理によって、とらえ方は変わってきます。一度読んだときにしっくりくるものもあれば、何となく読み進められないものが出てくることでしょう。
そんなときはメンタリスト投資家Saiの他のYoutubeでも見て気晴らしするなりして時間を置いて読んでみるのもいいかもしれません。
おすすめされすぎて15選はお腹いっぱいで、何から読んでいいかわかりません。という方は下記あたりをおすすめします。
投資以外だとコチラとかもですね。
伝え方とかは人生においても役立ちますよね。それに「禅」はけっこうトレーダーやっている人は学習している人が多いです。よくトレードはメンタルが一番、という話は聞くと思います。そのメンタルを鍛える方法、考え方の幅を広げる方法、など「禅」がトレードには案外役立ちます。
本を読んで知識を付けたあとは実践あるのみです。私が利用しているRCIを使ったFX業者のおすすめはここにまとめていますので、こちらも参考にしていただければ幸いです。